今週の聖句

「そうすれば、とがめられるところのない清い者となり、よこしま

 な曲がった時代の中で、非のうちどころのない神の子として、世

 にあって星のように輝き、命の言葉をしっかり保つでしょう。」

        フィリピへの信徒への手紙2章15,16a節

 

説教(要旨)

  6月25日

「世の光としての使命」  武 公子牧師

イザヤ書60章19~22節

フィリピの信徒への手紙2章12~18節

 

 教会の柱と頼んでいたパウロがいなくなり、フィリピの信徒たちは不安と動揺の中にいます。しかし、教会の中心はいつもイエス・キリストであります。獄中からパウロは手紙を送り、私の不在の今こそ従順でいて、恐れおののきつつ、自分の救いを達成するように努めなさいと勧めます。そして「あなたがたの内に働いて、御心のままに望ませ、行わせておられるのは神であるからです」(213)と。神の前にいる私たちは、自分の足で立たなくてはなりません。夢中で神の救い、すなわち福音をつかみとり、戦いとり、毎日努力しなければ取り逃がしてしまうでしょう。そのようにして、私たちは一歩一歩神のもとに近づいているのです。神がなさるということは、自立を妨げるのでなく、反対に人間や世の知恵や力に頼まないことになりますから、神にのみ依り頼むことは、私たちの自立を助けます。苦難の連続であったパウロの人生が、決して無駄ではなく、誇ることができるのは、それが永遠のものに向かっているからです。イエス・キリストが血を流して勝ちとってくださった人生は、無駄になることはありません。