今週の聖句

「どうか、あなたがた自身と群れ全体とに気を配ってください。

 聖霊は、神が御子の血によって御自分のものとなさった神の

 教会の世話をさせるために、あなたがたをこの群れの監督者

 に任命なさったのです。」 使徒言行録20章28節

 

説教(要旨)

 8月20日

「苦難の共同体」  武 公子牧師

エレミヤ書20章7~13節

使徒言行録20章17~35節

 

 三年間、何くれとなく配慮してきたエフェソ教会の人々と別れて、パウロは今、聖霊に促されてエルサレムに行きます。そこでどんなことがパウロの身に起こるのか何もわかりません。ただ投獄と苦難とが待ち受けていることだけは、聖霊がはっきり告げています。苦難を告げずに、ただ喜ぶことだけを告げるのは、本当の聖霊ではありません。聖霊が苦難の中に喜びを告げる時、真に素晴らしいことが行われます。パウロは自分が去った後、囲いの中にいる羊たちを、残忍な狼がやってきて荒らすことを心配します。しかし、神とその恵みの言葉とに彼らをゆだねます。それは放っておくことでなく、神に向かって離すのです。愛するとは、神に向かって手離すことです。そして待つことです。そして祈ることです。神の言葉は人を造り上げ、恵みを受け継がせる力があるからです。その力を信じましょう。そしてパウロのように、自分の手で働いて弱い者を助けることです。その原則は「受けるよりは与える方が幸いである」という主イエスの言葉に尽きます。